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自動車保険・共済 事故車両の2箇所の損害に調査が入った理由は?簡単3ステップ

先日、ご契約者さまが単独事故を起こされました。

駐車場進入時に、前方不注意で、ゲートに衝突してしまったそうです。

一般車両保険(共済)に加入されていましたので、ご自身の車両の修理部分は保険(共済)金の支払いで対応することとなりました。

しかし、修理の際に今回の事故によるものとは考えにくい不自然な箇所にも損傷があった為に、保険会社(共済組合)から調査が入ることになりました。

このページでは、事故による車両の損害箇所の調査が入った理由についてご説明します。

ぜひ参考にしてください。

STEP1 事故車両の2箇所の損害に調査が入った理由は? 修理箇所

今回の事故での修理箇所は2つで、

①車両の右前

②車両の左側面の後方部

でした。

STEP2 事故車両の2箇所の損害に調査が入った理由は? 調査の理由

今回のようなケースは、車両の右前の修理箇所に関しては比較的簡単に理解できますが、左側面の後方部の修理箇所に関しては今回の事故で起きたものと判断しにくかった為です。

STEP3 事故車両の2箇所の損害に調査が入った理由は? 調査の必要性

修理代を2箇所とも保険(共済)金の支払いで対応することに決めてあるのに、なぜ調査が必要なのでしょう。

その理由は、修理代が2箇所とも今回の事故によるものかどうかで、今後の保険料(共済掛金)への影響が異なるからです。修理代を保険金の支払いで対応する場合、事故件数にあわせて次契約以降の等級が下がり、保険料(共済掛金)は通常割増しとなります。

調査の結果、2箇所とも今回の一連の事故によるものと認定されれば、1回の事故扱いとなり、次契約で3等級ダウンし、割引の低い状態が3年間続きます。

ところが、2箇所がそれぞれ別な日時の事故によるものだと認定された場合は、2回の事故扱いとなり次契約で6等級ダウンし、割引の低い状態が6年間続きます。

事故の扱いが、1回なのか2回なのかによって今後数年間の保険料(共済掛金)に大きな差が生じるのです。

まとめ
自動車保険・共済 事故車両の2箇所の修理に調査が入った理由は?簡単3ステップをまとめました。

STEP1 事故車両の2箇所の損害に調査が入った理由は? 修理箇所

STEP2 事故車両の2箇所の損害に調査が入った理由は? 調査の理由

STEP3 事故車両の2箇所の損害に調査が入った理由は? 調査の必要性

結局、今回のケースは調査の結果、2箇所の修理が一連の事故によるものと認定されました。

よって、事故扱いは1回となったのです。

衝突されたゲートは倒れ、車両が勢いのままそのゲートを踏んでしまった際に左側面の後方部が再度ゲートに接触したことが確認できたためです。

1回の事故と認定されたため、割増保険期間は3年間だけで済みました。

尚、修理代は合わせて約37万円でした。

契約者さまは、修理代が予想以上に高額だったため、一般車両保険に入っていて良かったぁ~と嬉しそうにおっしゃっていました。

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