
主にお仕事で使う車に自動車保険(共済)を掛ける場合、「事業用」と「業務使用」の違いが分からなくて悩んでしまいますよね。
どちらにも「業」と「用」という漢字が入っていてややこしいですよね。
でも、心配ありません。車検証を確認すれば簡単に分かります。
このページでは、自動車保険(共済)の「事業用」と「業務使用」の違いについてご紹介します。
ぜひ、参考にしてください。
STEP1 「事業用」とは
まず、「事業用」についてご紹介します。
「事業用」とは自動車の種別の一つです。
自動車は大きく分けて、
①「事業用」
②「自家用」
の2種類があります。
それを確認するのは簡単で、車検証の最上部のやや右にある「自家用・事業用の別」という欄をみれば一目瞭然です。
必ず、「事業用」か「自家用」と記載されています。
例え業務で使用していようがいるまいが、「事業用」と記載されていれば「事業用」になります。
「自家用」も同様です。
ナンバープレートの色によっても判断することができます。
STEP2 「業務使用」とは
次に、「業務使用」についてご紹介します。
「業務使用」とは、車の使用目的を問うタイプの自動車保険(共済)で選択される区分の一つです。この区分は通常、
①「業務使用」
②「通勤・通学使用」
③「日常・レジャー使用」
の3区分となります。
※ 保険会社(共済組合)によっては、③「日常・レジャー使用」を②「通勤」に含むこともあります。
どの目的での使用が1か月間で最も多いのかを考えてみましょう。
判断基準となるのは、1か月間に15日以上、いずれかの目的で使用しているかという点です。
ただし、「通勤・通学」で使用していようが、1か月の間に15日以上「業務」で使用するなら、「業務使用」になります。
「日常・レジャー」の使用も同様です。
なお、一般的に法人契約の自動車保険(共済)場合、使用目的の区分を問わないタイプの契約になります。
主な注意事項
- 自動車の種別「事業用」と「自家用」は最初に確認しましょう。加入する自動車保険(共済)の種類も異なる為です。
- 使用目的は正しく告知しましょう。異なっていた場合は保険(共済)金が支払われない可能性がある為です。
まとめ 自動車保険・共済 「事業用」と「業務使用」の違い!簡単2ステップをまとめました。
STEP1. 「事業用」とは
STEP2. 「業務使用」とは
万一車検証がお手元にない場合や車検証を見てもよくわからない場合は、車種とナンバーの色を保険代理店(共済代理所)へもしくは保険会社(共済組合)へ伝えれば、その車が「事業用」か「自家用」か教えてもらえます。ご安心を!